コンクリートの塊(かたまり)のダムの中を、初めて歩いた。
ハプニングが起きた。 停電。 真っ暗。 自ら発電しているのに。
奥羽本線は、福島から米沢に、そして北に向かい、山形・新庄・湯沢・横手と通る。
その後、日本海に出て秋田、北に行って能代、そこから再度山に入り、矢立峠を越えたら弘前。最後は青森。
今はトンネルだが、矢立峠は奥羽本線の最も難所の峠だった。
道は、今は国道7号線が通っている。
昔は羽州街道で、古い道が、山の上に残っていた。
その道は、吉田松陰が通った道でもあった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
道の駅「虹の湖」(にじのこ)は、ここ。
近くに温泉があり、十和田湖への途中でもあるので、たくさんの人が寄る。
だから、環境が整備されている。
右写真の店で、果物を買った。 リンゴ4個、250円。 ブドウ、プルーン、一袋100円。 安い。
加伊寿(かいず)御前の像。
寒いので、震えているように見えた。
下の説明に黒石美人とあるが、この人が歴史的に何をしたのか、そんなのが見えない。
こんなことをして、こんな歌を作ったとか、何かがあれば面白い。
何を材料に表情を考えたんだろう。
昨日の写真の場所。 少しだけ、紅葉が始まった。
向こうは、ダム湖。
ダム資料館に行った。 中が見られると言う。 電話で予約した。
浅瀬石川ダムの資料館。 ※ あせいしかわダム、と読む。
このコンクリートの中に、道がある。
最初に、事務所の女性の人が、ダムの中を案内してくれた。
道は下のように。 タテの道は、エレベーター。 斜めは階段。
道の向こうに、入り口があった。 ダムと反対側。
こんな階段を下りた。 外より温かい。
道と言ってもトンネル。
歩いていたら、電気が消えた。 真っ暗。
非常口の案内は消えてないので、目が慣れて来たら、何とか歩ける。 停まっていたが。
案内の女性の方は、こんなの初めてと言った。
普通の携帯とは違う携帯で、事務所と連絡を取った。 間もなく点いた。
※ バッグに、いつも小さな懐中電灯を入れとくかなと思った。
写真は撮れなかったので、パソコンで暗くした。
こんな機械が。 ダムの水平が分かるそう。
ダムの水が満水になると、その重さで、ダメは影響を受けると言う。 1㌢くらいの範囲で。
エレベーターで降りて、一番下の通路。
ダムの作成時、コンクリートは、15㍍の幅の単位で作られる。
そのつなぎ目から、少しの水が出る。
出てきた。 ダムの下流。 落合温泉が見えている。
温湯温泉のような町並みはないと聞いたので、行かなかった。
虹の湖。 弘前市の水がめ。 この辺りは津軽で、弘前との関わりが深い。
見える建物が資料館。 この後、行った。
ダムの価値を中心に、説明していた。 洪水から守るとか。 生活のための水とか。
※ 過去に、無駄なダムも作られたから、説明がていねい。
※ こういう資料館は、もちろん、ダムを知ってもらうために作られるんだが、
役人の天下り先として作られることも多い、と聞く。
ここは、黒石市。 こんなのが。
※ ねぷたは、弘前のと同じ感じ。 下のは、今年の。
※ よされは、いい動画が見つからない。
矢立峠に向かった。 途中にあったリンゴの畑。 津軽は、りんご。
道の駅、やたて峠。 そして、ここが矢立峠。
100㍍ほど向こうが県境。 向こうは青森、こっちは秋田。
昔の奥羽本線は、この辺り少しだけ、トンネル。 今は、もっと下を、長くトンネル。
駐車場は左に。 左の山を10分ほど登ると、昔の街道がある。
こんな遊歩道を行く。 昨日の雨で、濡れている。
旧羽州街道の峠の中心に出た。 今でも、県境。 右青森県、左秋田県。
ここに矢立杉があったので、矢立峠となったとある。
その杉は、山の神様のように、大事に扱われた。
青森県の方に少し下りて行ってみた。
津軽藩主が江戸に行く時休んだ場所が、あった。
ここなんだが、いろいろ説明。
江戸時代の終わり頃、南部藩士の相馬大作が、この峠で津軽藩主を狙撃しようとしたとある。
吉田松陰は、この事件に関心があったようだ。
それで、この峠に来たのかもしれない。
戻って、秋田側に行った。
見晴らしがいいため、休憩所があった。 今は、木が育ち見えない。
旧羽州街道が使われたのは、江戸時代まで。 明治に入って、少し北側に明治新道ができた。
右に行くと、そこに出る。 私は左の、旧街道を下りた。
吉田松陰の詩があった。
※ 松陰がここに来たのは、1852年。
安政の大獄で、井伊直弼に殺されるのは、1859年の秋。
井伊直弼が桜田門外の変で、関鉄之介達に殺されるのは、次の年の春。
やっと遠くが見えた。 矢立峠は、秋田杉の産地だったが、台風で多くの木が倒れた。
斜面の道は水が流れて削る。 小さな谷のようになった。
旧国道に出た。
昔の東北本線。 ここからトンネル。 峠の頂上まで、あと少し。 汽車は、ずいぶん峠を上った。
栗が落ちてた。 拾った。 小さい。
ここからも旧街道に行ける。
秋田県の北部の地図。
晩に、栗を圧力鍋で蒸した。 栗は食べるの大変。
秋田県に入ってきた。 おじいちゃんの故郷。
どこに行くかは、もう少し詳しく調べてから。
比内鶏のスープのラーメンがある。
勝負って、食べてみようかと。 最近、くどいラーメンは敬遠気味。
寒さは、少し和らいだ。
【関連ブログ】 小坂町が、少し内陸にある。
日本最古の芝居小屋 康楽館 小坂鉱山事務所 ~どちらも国の重要文化財 小坂町~ 他 (2010/7/29)
【今日の歌】 津軽のふるさと 若い時の美空ひばり、そしてこの歌、大好き。
【道の駅】 やたて峠
【明日の予定】 上小阿仁村に向かう。 きっと。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で13位です。
記事は役立ったでしょうか。
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ハプニングが起きた。 停電。 真っ暗。 自ら発電しているのに。
奥羽本線は、福島から米沢に、そして北に向かい、山形・新庄・湯沢・横手と通る。
その後、日本海に出て秋田、北に行って能代、そこから再度山に入り、矢立峠を越えたら弘前。最後は青森。
今はトンネルだが、矢立峠は奥羽本線の最も難所の峠だった。
道は、今は国道7号線が通っている。
昔は羽州街道で、古い道が、山の上に残っていた。
その道は、吉田松陰が通った道でもあった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
道の駅「虹の湖」(にじのこ)は、ここ。
近くに温泉があり、十和田湖への途中でもあるので、たくさんの人が寄る。
だから、環境が整備されている。
右写真の店で、果物を買った。 リンゴ4個、250円。 ブドウ、プルーン、一袋100円。 安い。
加伊寿(かいず)御前の像。
寒いので、震えているように見えた。
下の説明に黒石美人とあるが、この人が歴史的に何をしたのか、そんなのが見えない。
こんなことをして、こんな歌を作ったとか、何かがあれば面白い。
何を材料に表情を考えたんだろう。
昨日の写真の場所。 少しだけ、紅葉が始まった。
向こうは、ダム湖。
ダム資料館に行った。 中が見られると言う。 電話で予約した。
浅瀬石川ダムの資料館。 ※ あせいしかわダム、と読む。
このコンクリートの中に、道がある。
最初に、事務所の女性の人が、ダムの中を案内してくれた。
道は下のように。 タテの道は、エレベーター。 斜めは階段。
道の向こうに、入り口があった。 ダムと反対側。
こんな階段を下りた。 外より温かい。
道と言ってもトンネル。
歩いていたら、電気が消えた。 真っ暗。
非常口の案内は消えてないので、目が慣れて来たら、何とか歩ける。 停まっていたが。
案内の女性の方は、こんなの初めてと言った。
普通の携帯とは違う携帯で、事務所と連絡を取った。 間もなく点いた。
※ バッグに、いつも小さな懐中電灯を入れとくかなと思った。
写真は撮れなかったので、パソコンで暗くした。
こんな機械が。 ダムの水平が分かるそう。
ダムの水が満水になると、その重さで、ダメは影響を受けると言う。 1㌢くらいの範囲で。
エレベーターで降りて、一番下の通路。
ダムの作成時、コンクリートは、15㍍の幅の単位で作られる。
そのつなぎ目から、少しの水が出る。
出てきた。 ダムの下流。 落合温泉が見えている。
温湯温泉のような町並みはないと聞いたので、行かなかった。
虹の湖。 弘前市の水がめ。 この辺りは津軽で、弘前との関わりが深い。
見える建物が資料館。 この後、行った。
ダムの価値を中心に、説明していた。 洪水から守るとか。 生活のための水とか。
※ 過去に、無駄なダムも作られたから、説明がていねい。
※ こういう資料館は、もちろん、ダムを知ってもらうために作られるんだが、
役人の天下り先として作られることも多い、と聞く。
ここは、黒石市。 こんなのが。
※ ねぷたは、弘前のと同じ感じ。 下のは、今年の。
※ よされは、いい動画が見つからない。
矢立峠に向かった。 途中にあったリンゴの畑。 津軽は、りんご。
道の駅、やたて峠。 そして、ここが矢立峠。
100㍍ほど向こうが県境。 向こうは青森、こっちは秋田。
昔の奥羽本線は、この辺り少しだけ、トンネル。 今は、もっと下を、長くトンネル。
駐車場は左に。 左の山を10分ほど登ると、昔の街道がある。
こんな遊歩道を行く。 昨日の雨で、濡れている。
旧羽州街道の峠の中心に出た。 今でも、県境。 右青森県、左秋田県。
ここに矢立杉があったので、矢立峠となったとある。
その杉は、山の神様のように、大事に扱われた。
青森県の方に少し下りて行ってみた。
津軽藩主が江戸に行く時休んだ場所が、あった。
ここなんだが、いろいろ説明。
江戸時代の終わり頃、南部藩士の相馬大作が、この峠で津軽藩主を狙撃しようとしたとある。
吉田松陰は、この事件に関心があったようだ。
それで、この峠に来たのかもしれない。
戻って、秋田側に行った。
見晴らしがいいため、休憩所があった。 今は、木が育ち見えない。
旧羽州街道が使われたのは、江戸時代まで。 明治に入って、少し北側に明治新道ができた。
右に行くと、そこに出る。 私は左の、旧街道を下りた。
吉田松陰の詩があった。
※ 松陰がここに来たのは、1852年。
安政の大獄で、井伊直弼に殺されるのは、1859年の秋。
井伊直弼が桜田門外の変で、関鉄之介達に殺されるのは、次の年の春。
やっと遠くが見えた。 矢立峠は、秋田杉の産地だったが、台風で多くの木が倒れた。
斜面の道は水が流れて削る。 小さな谷のようになった。
旧国道に出た。
昔の東北本線。 ここからトンネル。 峠の頂上まで、あと少し。 汽車は、ずいぶん峠を上った。
栗が落ちてた。 拾った。 小さい。
ここからも旧街道に行ける。
秋田県の北部の地図。
晩に、栗を圧力鍋で蒸した。 栗は食べるの大変。
秋田県に入ってきた。 おじいちゃんの故郷。
どこに行くかは、もう少し詳しく調べてから。
比内鶏のスープのラーメンがある。
勝負って、食べてみようかと。 最近、くどいラーメンは敬遠気味。
寒さは、少し和らいだ。
【関連ブログ】 小坂町が、少し内陸にある。
日本最古の芝居小屋 康楽館 小坂鉱山事務所 ~どちらも国の重要文化財 小坂町~ 他 (2010/7/29)
【今日の歌】 津軽のふるさと 若い時の美空ひばり、そしてこの歌、大好き。
【道の駅】 やたて峠
【明日の予定】 上小阿仁村に向かう。 きっと。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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岩木山にも八甲田山にも、雪が降った。
だから、寒い。
まだ紅葉が始まっていないのに。
「鶴の名湯温湯温泉」と、道の駅の本にあった。
読み方が分からない。
200円で入れることもあり、行って見ることに。
この夏の収穫はこれ、と思うことがある。
☆ ☆ ☆ ☆
フェリーの出航は12時。
10時過ぎ、キャンピングカーステーションに挨拶に行った。
※ いつも、北海道への行き帰り、寄ることにしている。
車はここで買って、たくさんお世話になっている。
フェリーも、ここのお店の名前で乗っている。 3000円安い。
店長のHさんと、いろいろとお話し。
BSのアンテナが、中古であったら、連絡をいただくことをお願いした。
船に乗る前、こうやって並ぶ。 この後、乗り込む。
津軽海峡を渡るのは、もう7回目。 左に見える山は、駒ケ岳。
上の方が、飛んで無くなった。 頂上へは行けない。
函館山。 夏に、手前の海岸を歩いた。 立待岬は、もうちょっと右。
この辺りが、下北半島の仏ヶ浦か。
水上勉の「飢餓海峡」で出てくる。 主人公は、函館から小舟で、ここに渡る。
連絡船の中で、今後のコースを考えた。
こう決めた。
今まで通ってない道を通る。 それが、基本。
車が通れたら、出来るだけ、山の中。
と言うわけで、まず、象潟に向かう。
そこを過ぎたら、また山の中。
あっちこっち行って、静岡を目指す。
そして、渥美半島の先っぽ、恋路ヶ浜と伊良湖岬。
その後は京都。
冬は九州の天草辺りか。
右の遠くに、竜飛岬。 「ごらん あれが 竜飛岬」と石川さゆりが歌った。
青森が見えてきた。
昨年夏、港に車を置いて、あの橋を渡って、ねぶたを見に行った。
3時40分頃、青森に着いた。
黒石温泉郷の、 鶴の名湯温湯温泉を目指した。
読み方は、湯船で、他の客に教えてもらった。 こう読むと分かった。
「つるのめいとう ぬるゆ おんせん」
つまりここは、黒石温泉郷の中の、温湯(ぬるゆ)温泉という地域だった。
何軒かの温泉旅館があった。
ここは、共同浴場「鶴の湯」
200円。 安くてありがたい。
こけしの産地だった。 ※ 遠刈田温泉、土湯温泉、鳴子温泉なども、こけしの産地。
特徴は、こうだそう。
津軽系こけしを代表するのが、温湯こけし。
型は様々だが、胴にアイヌ模様、ダルマ絵や津軽藩の家紋である牡丹の花が描かれる。
温湯(ぬるゆ)と言うけど、温(ぬる)くはない。 温湯の意味は、温(あたたま)る、という意味だそう。
お湯に塩分を含んでいるため、その分、温まる。 そんな感じがした。
※ 写真は、「立ち寄り温泉みしゅらん」よりお借り。
奥の小さい方が熱い。 私はそっち。 10分も入れなかった。
こんな通り。
隣に、古い建物が。
混むので、離れた所の駐車場に停めた。
すっかり暗くなって、近くの道の駅「虹の湖」に向かった。
この夏の北海道も終わった。 大きな収穫があった。
それは、知里幸恵(ちりゆきえ)の「アイヌ神謡集」に出会ったことだった。
昨夜、NHKで放送した「その時歴史が動いた」が見つかった。
面白い。 時間がある時にぜひ。 考えさせられる。
【関連ブログ】 青荷温泉~ランプの宿~ 他 (2009/09/10)
強風の八甲田山 他 (2009/09/09)
地獄と極楽の風景が広がる 霊場恐山 ~むつ市~ 他 (2010/9/24)
薬研温泉 かっぱの湯 薬研渓流 ~むつ市~ 他 (2010/9/23)
竜飛崎(岬) 津軽海峡冬景色 階段国道 他 (2009/09/02)
【道の駅】 虹の湖 ※ 近くに、青荷温泉「ランプの宿」がある。 いつか泊ってみたい。
下の写真は、2009年に撮影。 隣に、芝生がある。
【明日の予定】 この辺りか、大館市に向かうか。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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だから、寒い。
まだ紅葉が始まっていないのに。
「鶴の名湯温湯温泉」と、道の駅の本にあった。
読み方が分からない。
200円で入れることもあり、行って見ることに。
この夏の収穫はこれ、と思うことがある。
☆ ☆ ☆ ☆
フェリーの出航は12時。
10時過ぎ、キャンピングカーステーションに挨拶に行った。
※ いつも、北海道への行き帰り、寄ることにしている。
車はここで買って、たくさんお世話になっている。
フェリーも、ここのお店の名前で乗っている。 3000円安い。
店長のHさんと、いろいろとお話し。
BSのアンテナが、中古であったら、連絡をいただくことをお願いした。
船に乗る前、こうやって並ぶ。 この後、乗り込む。
津軽海峡を渡るのは、もう7回目。 左に見える山は、駒ケ岳。
上の方が、飛んで無くなった。 頂上へは行けない。
函館山。 夏に、手前の海岸を歩いた。 立待岬は、もうちょっと右。
この辺りが、下北半島の仏ヶ浦か。
水上勉の「飢餓海峡」で出てくる。 主人公は、函館から小舟で、ここに渡る。
連絡船の中で、今後のコースを考えた。
こう決めた。
今まで通ってない道を通る。 それが、基本。
車が通れたら、出来るだけ、山の中。
と言うわけで、まず、象潟に向かう。
そこを過ぎたら、また山の中。
あっちこっち行って、静岡を目指す。
そして、渥美半島の先っぽ、恋路ヶ浜と伊良湖岬。
その後は京都。
冬は九州の天草辺りか。
右の遠くに、竜飛岬。 「ごらん あれが 竜飛岬」と石川さゆりが歌った。
青森が見えてきた。
昨年夏、港に車を置いて、あの橋を渡って、ねぶたを見に行った。
3時40分頃、青森に着いた。
黒石温泉郷の、 鶴の名湯温湯温泉を目指した。
読み方は、湯船で、他の客に教えてもらった。 こう読むと分かった。
「つるのめいとう ぬるゆ おんせん」
つまりここは、黒石温泉郷の中の、温湯(ぬるゆ)温泉という地域だった。
何軒かの温泉旅館があった。
ここは、共同浴場「鶴の湯」
200円。 安くてありがたい。
こけしの産地だった。 ※ 遠刈田温泉、土湯温泉、鳴子温泉なども、こけしの産地。
特徴は、こうだそう。
津軽系こけしを代表するのが、温湯こけし。
型は様々だが、胴にアイヌ模様、ダルマ絵や津軽藩の家紋である牡丹の花が描かれる。
温湯(ぬるゆ)と言うけど、温(ぬる)くはない。 温湯の意味は、温(あたたま)る、という意味だそう。
お湯に塩分を含んでいるため、その分、温まる。 そんな感じがした。
※ 写真は、「立ち寄り温泉みしゅらん」よりお借り。
奥の小さい方が熱い。 私はそっち。 10分も入れなかった。
こんな通り。
隣に、古い建物が。
混むので、離れた所の駐車場に停めた。
すっかり暗くなって、近くの道の駅「虹の湖」に向かった。
この夏の北海道も終わった。 大きな収穫があった。
それは、知里幸恵(ちりゆきえ)の「アイヌ神謡集」に出会ったことだった。
昨夜、NHKで放送した「その時歴史が動いた」が見つかった。
面白い。 時間がある時にぜひ。 考えさせられる。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)
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