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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

 「 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった 」

川端康成は、昭和10年前後、越後湯沢の高半旅館に、何度かやって来た。
                      ※ 高半(たかはん)旅館は、現在、雪国の宿 高半。
小説を書くために来た。 30代、後半の時。

部屋に遊びに来る女の子がいた。 名前は、キク。 芸者名は松栄(まつえ)。
最初に出会ったのは、昭和9年の夏。 川端が、2度目の逗留の時。

川端康成は、予定通り、小説を書き始めた。
何を書いたか。 キクとのことを、書き始めた。

キクの名前を駒子にして、主人公は、駒子。
日記を書いているのか、何を書いているのか分からない。 でも、小説。
最後は、名作、雪国としてまとめる。

キクは、何も知らない。
小説が完成して、知らされる。 彼女は、怒った。

川端には妻がいたから、キクは、別な人と一緒になる。

ずっと年月が経って、彼女は亡くなる。
遺品の財布の中に、丁寧に切り取られた、ノーベル賞の新聞記事が、折りたたんで入っていた。

キクは、川端康成を、忘れてはいなかった。 
もし、生涯思い続けていたのなら、あの百万本のバラの、マルガリータに似ている。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

行くところは、湯沢町であり、越後湯沢温泉。
        ※ 秋田の湯沢市にも湯沢温泉があるので、越後湯沢温泉と。



道の駅南魚沼から、まず、雪国の宿高半に向かった。  
その後、駒子の湯。 そして、越後湯沢駅。 (地図は、雪国観光舎からお借り)

無題ああああああ

川端は、高半旅館の「かすみの間」で、「雪国」を書いた。
全体の建物は新しくなったが、かすみの間は、今の建物の中に、そのまま移築した。

現在の高半の建物。 (写真を撮り忘れたので、県のHPからお借り)

P1020908pppp

かすみの間は、文学資料室になっていた。 見学料は500円。
ホテルの人が、案内してくれた。

13年10月23日 (1)

真ん中の説明に、昭和9年から12年にかけてと、ある。

13年10月23日 (2)   13年10月23日 (13)   13年10月23日 (26)

向こうに、部屋が見える。

13年10月23日 (27)

右の部分は、板の間だった。 
旅館の人は、右の方から、部屋に入ることが多かった。
駒子のモデルになったキクは、恥ずかしい時は、手前の部屋に隠れたよう。

駒子は強いので、人に知られても、平気になっていく。
角巻の着物は、キクの物。

13年10月23日 (28)   13年10月23日 (3)

湯沢温泉は、夏と冬は、人が多かった。  それで、川端は、春か秋に来ることが多かった。
そうなら、暖房は、火鉢で大丈夫なんでしょうね。
  ※ 戸を開けて、一酸化炭素に注意して、かな。

13年10月23日 (29)

2人は、どんな関係だったのか。 Wikipediaには、下のように表現されている。
男のずるさと言ったらいいのか、そんなのが垣間見える。

  女の一途な生き方に惹かれながらも、ゆきずりの愛以上の繋がりを持とうとしない
  男の冷たいほど澄んだ心の鏡に映された女の烈しい情熱が、哀しくも美しく描かれている。

13年10月23日 (30)

「 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった 」 の文が、あまりにも有名。
この後に、「夜の底が白くなった」と続く。

でも、最初に発表した時は、下だった。
「 国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった」

表現のくどさがなくなって、すっきりしましたね。

13年10月23日 (31)

湯沢の町が、窓から見える。  正面中央奥に、谷川岳。
ホテルの人は、同じこの風景が見える場所に、かすみの間を移築したと言った。

13年10月23日 (32)

昨日紹介した、雪国~駒子その愛~の歌詞は、「トンネルを抜けると、そこは」って「そこは」が入っている。
流れで、入れたくなる言葉。 
でも、プロの作家にとっては、「そこは」は、邪魔な言葉なんですね。

かすみの間の手前の部屋。  右は、何百年も前の祠。   ※ 神輿だったか。 説明していただいたんだが。 

正面に、写真などが展示。

13年10月23日 (33)

最初の映画化は、昭和57年。 島村を池部良。 駒子は、岸惠子。
最後に動画を載せたけど、2人の演技は、よそよそしい。 今の時代に見ると、不自然。

葉子という女性も登場する。  火事で、悲しい亡くなり方をする。
演じるのは、八千草薫。    今は、かわいいおばあちゃん

13年10月23日 (4)   13年10月23日 (5)

昭和20年ころの、高半旅館。 川端が逗留した部屋は、○の所」に。

13年10月23日 (6)

右端が、駒子のモデル、小高キク。  昭和10年。

13年10月23日 (7)

上の写真の1年前。  18歳ころ。

川端は、彼女を、清潔感が漂う人と言っている。
具体的には、足の指の裏までどうだったとか、何かに書いてあった。 見たんだろうか。

13年10月23日 (8)   13年10月23日 (9)

小高キクさんです。   映画の打合せ。

13年10月23日 (10)

右から2番目の人が、雪国を翻訳した。  英語にでしょうか。

右は、島村に会いに行く駒子。

13年10月23日 (11)   13年10月23日 (14)

左の写真は、ノーベル賞の表彰式でしょうか。

13年10月23日 (15)

ノーベル賞の後は、大変。 それなりの物を書かなければ、というプレッシャー。

13年10月23日 (16)

川端康成は、伊豆の踊子も、自分の経験をもとに、書いている。
吉永小百合、山口百恵が演じた。

  ※ 写真中央右に、二十四の瞳の大石先生と子供たち。
         二十四の瞳の舞台、岬の分教場。  映画村。 ~小豆島町~  大谷は、間違いなく、日ハムに。  (2012/11/28)

13年10月23日 (17)

下の2枚は、坂戸城の欄間(らんま)。   どうしてここにあるかは、分からないという。
坂戸城は、謙信の春日山城の出城。  
ここで、上杉景勝は生まれた。 
直江兼続は、ここで生まれたか、はっきりしない。 この近くは、間違いないが。

城は、ここより少し北に。 城跡だけ。  いつかは行ってみる。

13年10月23日 (18)

13年10月23日 (19)

高半ホテルから出る時、出会った人は、受付の女性だったでしょうか。
やわらかな笑顔の、挨拶だった。

ホテルの前から、駅方面。 新幹線が通っている。  大きな駅。  駅の右に、温泉街。
少し下がると、駒子の湯。 名前だけだけど、行ってみる。

13年10月23日 (34)

共同浴場、駒子の湯。 共同浴場は、少しお湯が熱く、料金が安い。
でも、ここは、普通の500円。  熱くない。

13年10月23日 (35)

少しだけ、雪国の展示。

13年10月23日 (39) 

  ※ 湯船はこう。 

当時の建物の写真があった。 ○の部分に。

13年10月23日 (36)

最初の映画は、この二人。    岸恵子さんは今もお元気。 美しい。

強い女性を演じるなら、若尾文子がぴったり。   彼女の今

13年10月23日 (37)   13年10月23日 (38)

駅に何かありそうなので、歩いて向かった。  17~8分。  車は、置かせてもらった。

13年10月23日 (40)

新幹線の駅は、普通と違うのか。

13年10月23日 (20)

駒子です。  どこに行くのかな。

13年10月23日 (21)

雁木(がんぎ)通り。   ここは、雪国。

13年10月23日 (22)

さげもん。

13年10月23日 (23)

この時、お腹が空いていた。 お菓子とかの試食を10回ほどした。 少し落ち着いた。
でも物足りないので、立ち食いのそばを食べた。 私の口には、ちょっと・・だった。
後味を消すため、再び、試食を。 漬物なども。 すっきり。

13年10月23日 (24)

ここまで飲んだことはない。  人の背中で寝ていたことはあるけど。

13年10月23日 (25) 

少し見学して、戻ることに。
雁木通りと言っていいのか。  ここは駅の、東側。  西側に温泉街。

13年10月23日 (41)

三国峠を越えて、群馬県に向かう。 
山の上から、越後湯沢の町を見た。

13年10月23日 (42)

川端康成は、清水トンネルを抜けて来た。
今は使っていないトンネル。 電車で。

「 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった 」

この文が生まれた舞台に、今日は行ってみました。
駒子のモデルのキクは、どんな思いで、後半生を生きたか、気になります。

彼女は、三条市に移りますが、思い出は、湯沢に置いてきたと言った。
でも、全てではなかったよう。

彼女には、気性の激しさもあった。
恋愛は、読むものではなく、するものよ、とも言っている。

三国峠は、大きな峠だった。
これだけ大きかったら、峠の向こうが雪国に変わっても、おかしくない。
そう思った。

【今日の動画】   最初の映画。



岩下志麻の時の、最初の部分。



岩下志麻が、駒子を。  いいですね。  画面をクリックすると、YouTubeに。

無題gggg 

【関連ブログ】      天城峠 ~旧天城トンネル・伊豆の踊子の歩いた道~    他  (2009/10/31)
            岩の山 谷川岳  一ノ倉沢   他  (2009/10/19)

【道の駅】    たくみの里



【明日の予定】    四万温泉になりそう。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 名作「雪国」を生んだ、高半旅館。  駒子の湯。  越後湯沢駅。~湯沢町~  他  (2013/10/23)
  • 2013年10月23日 (水)
  • 22時18分45秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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